飯田下伊那薬剤師会からのお知らせ

第5回 飯田下伊那薬剤師会公開講座 報告

data 2014年12月26日

 
 去る10月26日(日)、飯田文化会館にて、飯田下伊那薬剤師会主催の第5回公開講座を開催しました。また、より多くの方にご参加いただけるよう、会場を従来の飯田市鼎文化センターから飯田文化会館に移しての開催となりました。
 
 今回は、タレントの向井亜紀さんを講師にお招きし、「がんと向き合う~自分の体と時間を大切に~」と題して、講演していただきました。
 当日は、午後0時30分の開場前から並ばれる方も多くいらっしゃり、お陰さまで約600名の皆様に講演を聴いていただくことができました。多数の皆様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
 向井さんの講演に先立ち、午後1時半から地元出身の笛奏者、森田梅泉さんによる癒しの演奏をお聴きいただき、午後2時の講演を迎えました。 
 向井さんは1994年の格闘家の高田延彦さんと結婚し、2000年に妊娠しましたが、子宮頸がんが見つかり、子宮全摘出をされ、16週の小さな命を失いました。
 講演では、手術で子供を失い「生存者罪悪感」からうつになったこと、その後、敗血症になり、14回以上の手術を受けたこと、10年間検査を受けなかった自責の念から自暴自棄なっていた入院生活のこと、そして、同じ病院に子宮体がんで長く闘病中の女性に心を救われたことなど、普段テレビで見る、明るい表情からは想像もできないような経験を、時には涙しながらも、しっかり話されていました。
 また、がんは怖い病気ですが、早期発見と患者としての気持ちの持ちようで、怖がらなくてもいいことを、向井さんご自身の経験を通じて訴えられていました。自分のようなお母さんを一人でも少なくしたいという強い思いが伝わってくる講演内容でした。
 終了後のアンケートには、多くの皆様が「すばらしかった、感動した」と感想を書かれ、大変好評でした。
 
 飯田下伊那薬剤師会では、地域の皆さんが聴講したい講師の方に、伊那谷に来ていただき、普段なかなか聞けないお話を聞くことができる事業を目指してまいります。
 今後も、地域の皆様に、薬剤師会の活動に期待していただけるよう、会員一同尽力してまいりますので、一層のご支援ご協力をお願いいたします。
 

0174_original
0103_original
講演する向井亜紀さん