服用時に注意すること
薬の効き目は、服用すると量と飲む時間に深い関係があります。ですから、お医者さんや薬剤師等が指示した量や服用時間を必ず守ってください。
- 薬の使用を勝手に止めたり、飲み方を変えたりしないようにしましょう。
- 飲み薬は、コップ1杯位の水かぬるま湯で飲みましょう。ぬるま湯は胃の温度を下げないので、胃の活動が妨害されず、吸収が速くなります。
- 薬を勝手に砕いたり、カプセルを開けたりして飲むと、薬の効果が強くなったり弱くなったり、副作用が出ることがあるのでやめましょう。
- 薬を使用して異常を感じたら、すぐに医師・薬剤師に伝えてください。
服用時間について
お薬をもらった時にお薬の入っている袋に服用時間が書かれています。
◆食後服用- 通常の服薬時期で食事をしてからすぐ~30分後くらいに服用して下さい。
注)痛み止めや風邪薬は胃を荒らすことがあるので食後すぐの方がよいです。 - ◆食前服用
- 食事の前すぐ~30分前くらいに服用して下さい。
食後服用で吸収が低下する薬、漢方薬、吐き気止め、制酸剤、消化管運動調節剤などが食前服用となります。 - ◆食間の服用
- 食後2時間くらい経過した空腹時に服用して下さい。
吸収が悪い薬、漢方薬、空腹時の胃痛など用いる制酸剤など - ◆寝る前(就寝前)服用
- 寝る直前でなくて結構です。(薬の効く時期を考慮して服用)
- ◆頓服薬
- 発熱時、疼痛時、不眠時、便秘時、発作時など必要に応じてその都度服用して下さい。
乳幼児への上手な飲ませ方
幼稚園に通うぐらいの年齢(4~5歳)の子供に、錠剤を与えると、飲み込めない子が出てきます。そこで乳幼児向けには、錠剤やカプセル剤ではなく、粉薬、ドライシロップ剤、シロップ剤(水薬)、坐剤などが工夫されています。医師や薬剤師と相談して、子供にあったものを選ぶのが、上手な利用法です。
- 粉薬は、1回分を水や白湯で溶いて、スプーンで少しずつ飲ませます。
水や白湯でやわらかめに溶き、小さなダンゴ状にして指先にのせ、子供の上アゴや内頬(ほほ)の奥にこすり付ける方法もあります、口の中に薬が残らないように、あとで水や湯冷ましを飲ませておきます。 - 飲み薬は、子供を寝かせたままの姿勢で使用すると、むせたり、気管に入る原因ともなるので、体を少しでも起こして飲ませましょう。
- 飲み薬がどうしても使えない場合には、坐薬もあります。坐薬は日本ではそれほど一般的ではないので、親のほうに抵抗があるかもしれませんが飲み薬を吐いてしまうようなときには便利です。
- 乳幼児でミルクに混ぜて飲ませるとミルク嫌いの原因となったりしますので注意しましょう。またジュースで苦くなるのもあります。
- シロップは軽く振ってから1回分をとり、さじやスポイトで与えますが、どうしても飲まない場合に無理矢理飲ませようとするとかえって飲みません。何か好きなものと薬を交互に与えると良いでしょう。




